会長の挨拶



     ホームページ開設に当たって

                    会長 畠中常男

 私たち和歌山市身体障害者連盟は、和歌山市に住む肢体・視覚・聴覚に障害をもつ人々の集まりです。
 戦後の混乱期もやや収まっては来たものの、、人々の生活はまだ貧しく、障害者福祉の黎明期であった昭和28年5月に結成されたと聞いております。
 以来、相互扶助と親睦をはかり、更生と社会復帰に勤め、福祉の増進を実現することを目標に、力を合わせがんばって来ました。
 しかしながら、医学が進歩し、社会制度が整ってきた今でも、市民の高齢化や、予期せぬ事故や病気のために、図らずも身体に障害を持つこととなる人は少なくありません。 また、世界的不況の中、福祉を支える予算の削減や、雇用機会の減少など、障害者を取り巻く生活環境にも、ずいぶん厳しいものを感じます。
 そういった現状をふまえながら、互いに助け合い、高め合いつつ、和の心を持って、地域社会において、自立した必要とされるひとりひとりを目差し、行動しております。
 この度、会員の相互理解を深め、情報を共有するとともに、市民の皆様方によりご理解いただくため、連盟のホームページを開設することとなりました。
近年のインターネットを初めとする、情報技術の進展は、私たち障害者にもたいへん大きな力を与えてくれました。
それぞれの障害、程度に応じ、機器やソフトウェアを選択することにより、障害者相互、または障害者と一般社会のバリアが少なからず解消されつつあります。
 このホームページが、市民の皆さんと私たち障害者との架け橋に、また、会員相互の心をつなぐ場となることを祈念いたします。






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